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さな

Author:さな
何もわからないままブログを作ってしまいました。
ここには読んだ本の中からお勧めのものを選んで、感想を書いていきますが、あくまでも感想と紹介で、書評と言えるほどのものではありません。
少しでも好みが似ている方の参考になったらうれしいです。
リンクはフリーで、トラックバックも歓迎します。
ただし、本と関係のないところからのトラックバックは削除させていただく可能性があります。
ご意見はこちらへどうぞ。
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イチゴミルクビターデイズ 壁井ユカコ

bk1


「人を殺したの」
「……え?」
 わたしは返す言葉を失って彼女の顔を見返した。
「人を殺して、お金を盗んだの。だから千種、しばらくかくまってくれるわよね?」


憧れを抱いて上京してきたはずなのに、東京生活にもすっかり倦んで、しがないOLをやっている千種は、高校時代の親友だった魔性の美少女、鞠子と再会する。
彼女は自分を強盗殺人犯だと言い張り、謎の三千万円を持って転がり込んできて──

高校時代、そのエキセントリックな魅力で千種を惹きつけた鞠子。彼女はそのブラックホールみたいな引力を持つ目と不思議な雰囲気で、魔法のようなことを千種に信じさせていました。
けれど大人になった千種はもう、高校生の頃のように鞠子の言葉に溺れることはできなくて、あの頃とちっとも変わっていないような自由奔放な鞠子に振り回されます。
高校生の頃にはまっていて、けれど今はもう飲めない甘ったるいイチゴミルクみたいな鞠子との生活は、ズレがあって温度差があって、でもやっぱり愛しくて。そんな鞠子との不思議な友情を、千種の恋愛なども絡ませながら描いていて、とてもよかったです。
17歳の頃のまま変わっていないと思っていた鞠子の上にもちゃんと時間が流れていて、鞠子も大人になってしまっていたんだと知る場面にはしみじみします。

大きな事件が起こって波瀾万丈な展開をするような物語が好みの人にはちょっと違うかもしれませんが、日常物や、恋愛・友情物が好きな人にはぜひお薦めしたい本です。
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テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

壁井ユカコ | 21:27:47 | Trackback(2)
★『イチゴミルクビターデイズ』(※青春)
“人を殺して、お金を盗んだの。  だから千種、しばらくかくまってくれるわよね?”  衝撃的なセリフからこの物語は生まれる。    OLやってる主人公・千種の家に転がり込んできたのは、高校生のときの友だち・鞠子。  3000万円の札束を持って現われるのです。  物語 2007-12-20 Thu 01:23:47 | 本うらら
「イチゴミルク ビターデイズ」壁井ユカコ
「イチゴミルクビターデイズ」 壁井 ユカコ メディアワークス 2007-09 勝手に評価:★★★★☆  甘くて、苦くて、眩しい、あの日のまま。そんな夢みたいなこと、あるわけない。  ごく平凡な8畳ワンルームがわたしのお城。携帯ゲーム機の中で飼っている柴犬が同居人... 2008-01-26 Sat 12:14:09 | Chiro-address

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