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さな

Author:さな
何もわからないままブログを作ってしまいました。
ここには読んだ本の中からお勧めのものを選んで、感想を書いていきますが、あくまでも感想と紹介で、書評と言えるほどのものではありません。
少しでも好みが似ている方の参考になったらうれしいです。
リンクはフリーで、トラックバックも歓迎します。
ただし、本と関係のないところからのトラックバックは削除させていただく可能性があります。
ご意見はこちらへどうぞ。
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アヒルと鴨のコインロッカー 伊坂幸太郎

bk1


「あんたさ、恋愛とか女の人より好きなものってないの?」わたしは皮肉まじ
りに訊ねた。
「あるよ」と河崎が当然のように即答したので、少し驚いた。
「何」
「ドルジと琴美」


恋人同士のドルジと琴美。そして、可能な限りたくさんの女性と抱き合いたい
と思っていて、昔少しだけ琴美ともつきあったこともある美形の男、河崎。
彼ら三人の物語である「二年前」と、大学入学のために引っ越してきた椎名と
河崎の物語である「現在」。二つの物語が交互に展開し、二年前の悲劇と現在
の真実が明らかになっていく。

物語は、「現在」の主人公である僕こと椎名が、引っ越し先の隣の住人である
河崎に誘われて、一冊の広辞苑目当てに書店強盗をするはめになるところから
始まる。
椎名は、この奇妙な隣人に振り回されながらも、少しずつ二年前の河崎たちの
事情を知ってゆき、自分は河崎たち三人の物語に途中参加しているだけにすぎ
ないのではないかと気づきだす。

一冊の広辞苑を奪うための書店強盗という突拍子もない始まりから、読み進め
るうちにゆっくりと物語の全貌が見え始めてくる仕掛けに引き込まれます。
登場人物たちもそれぞれ魅力的。
洒落ていて軽快な文章でつづられる奇妙な日常の中から、二年前の事件が浮か
び上がってくると同時に、びっくりするような事実も明かされます。
この作者の小説は、中盤からおもしろさが加速するような気がします。
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テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

伊坂幸太郎 | 23:05:50 | Trackback(0)

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