■ブログ内検索

■カテゴリー
■最近の記事
■最近のトラックバック
■プロフィール

さな

Author:さな
何もわからないままブログを作ってしまいました。
ここには読んだ本の中からお勧めのものを選んで、感想を書いていきますが、あくまでも感想と紹介で、書評と言えるほどのものではありません。
少しでも好みが似ている方の参考になったらうれしいです。
リンクはフリーで、トラックバックも歓迎します。
ただし、本と関係のないところからのトラックバックは削除させていただく可能性があります。
ご意見はこちらへどうぞ。
kimamawaga☆yahoo.co.jp
(☆を@に変えて下さい)

■amazon

amazonで検索

■月別アーカイブ
■RSSフィード
■リンク
■フリーエリア
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


スポンサー広告 | --:--:--
哀しみキメラ4 来楽零

bk1


「会えば、君は俺を殺すよ」

ついに完結です。
前巻で水藤と別れ、二人になってしまった純と綾佳は、それぞれに自分の体に不安を抱えて過ごしています。
そこに起こる事件。以前別れた人々との再会。

1巻目を読んだときには、こんなにいいシリーズになるなんて、思っていなかったんですよね。
1作目は好きなのに、続編でがっかりなんてよくあるし。
でも今は続編を書いてくれてよかったと心底思います。

もちろん各巻それぞれに起承転結があるけれど、すごいなあと思うのは、このシリーズ全体で見て、1巻から4巻までそれぞれが起承転結になっているところ。
なるほど、それで4巻シリーズだったんですね。
転に当たる3巻で出ていた純の体の不調や、離れていった水藤の行く末なども、きっちり落とし前をつけて終わりました。
3巻では登場しなかった仙谷や、自分的に好みな戸塚さんも登場し、本当に読み応えのある一冊でした。
電撃文庫では確実に売れ筋ではないけれど、個人的には超お勧めのシリーズです。

スポンサーサイト

テーマ:ライトノベル - ジャンル:小説・文学

来楽零 | 19:32:58 | Trackback(1)
福音の少年 あさのあつこ

bk1


「もし、藍子が最後におれを選んだとしたら、おまえ、妬けるか?」
「いや」
「だろうな。おまえは嫉妬なんて、できんよな」


アパートが炎上し、中にいた九人が焼死した。
そこには、永見明帆の恋人であり、柏木陽の幼なじみである少女、藍子もいた。
この火事によって家族を失った陽は明帆の家に身を寄せ、明帆は謎の男からのコンタクトを受ける。
藍子は殺された。アパート炎上は事故などではないと知った二人は、真実を知ろうと動きだす。

心に暗いものを持っている少年少女たちを描いた小説です。
ミステリー仕立てではありますが、謎解きメインではなく、二人の少年の心の闇が中心になっていると思います。
謎解き部分には物足りなさを感じてしまったりもしましたが、特異な二人の少年の関係の描き方や、会話のテンポのよさに惹かれました。
個人的には、エピローグをつけてほしかったかも。


テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

あさのあつこ | 17:53:37 | Trackback(0)
ガールズ・ブルー あさのあつこ

bk1


美しいものを見た。美しい虹を見ても何も変わらない。あたしたちの現実は、やっぱり八方塞がりだ。ここが、夢の世界でない限り、二重の虹は、幸せの兆しにはならないのだ。それでも、なんだか、ちょっとだけ嬉しい。

落ちこぼれ高校に通う少年少女たちの日常を描いた小説。
主人公の理穂は彼氏にふられ、毒舌家の美咲は入退院を繰り返すほど病弱だし、如月は期待の野球選手である兄の睦月と比べられる。
駅でおじさんに「いくら?」なんて訊かれたり、彼氏に叩かれたり、高校を中退してしまったり、万引きと間違えられそうになったり、将来がちっとも見えなかったり……彼らの現実はいつもちょっぴりどん詰まり気味だけれど、それでも結局、なんだかんだと楽しくて笑っている。
事件らしいものは起きず、ストーリーの起伏もあまりないけれども、少年少女たちの日常が、サラサラした軽快な文章で書かれていてとても楽しい。
まったく違う感じの青春を過ごしたはずなのに、奇妙ななつかしさを感じてしまう。


テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

あさのあつこ | 20:25:57 | Trackback(1)
アヒルと鴨のコインロッカー 伊坂幸太郎

bk1


「あんたさ、恋愛とか女の人より好きなものってないの?」わたしは皮肉まじ
りに訊ねた。
「あるよ」と河崎が当然のように即答したので、少し驚いた。
「何」
「ドルジと琴美」


恋人同士のドルジと琴美。そして、可能な限りたくさんの女性と抱き合いたい
と思っていて、昔少しだけ琴美ともつきあったこともある美形の男、河崎。
彼ら三人の物語である「二年前」と、大学入学のために引っ越してきた椎名と
河崎の物語である「現在」。二つの物語が交互に展開し、二年前の悲劇と現在
の真実が明らかになっていく。

物語は、「現在」の主人公である僕こと椎名が、引っ越し先の隣の住人である
河崎に誘われて、一冊の広辞苑目当てに書店強盗をするはめになるところから
始まる。
椎名は、この奇妙な隣人に振り回されながらも、少しずつ二年前の河崎たちの
事情を知ってゆき、自分は河崎たち三人の物語に途中参加しているだけにすぎ
ないのではないかと気づきだす。

一冊の広辞苑を奪うための書店強盗という突拍子もない始まりから、読み進め
るうちにゆっくりと物語の全貌が見え始めてくる仕掛けに引き込まれます。
登場人物たちもそれぞれ魅力的。
洒落ていて軽快な文章でつづられる奇妙な日常の中から、二年前の事件が浮か
び上がってくると同時に、びっくりするような事実も明かされます。
この作者の小説は、中盤からおもしろさが加速するような気がします。


テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

伊坂幸太郎 | 23:05:50 | Trackback(0)
クジラの彼 有川浩

bk1


クジラに乗ってるハルが好きです。だってあたしが会ったハルはクジラに乗っ
てるハルだったから。


胸キュン自衛隊ラブストーリー。
面白かった!
図太さと可愛さをあわせ持つ女たちの恋物語にときめきました。
キラキラしたラブストーリーではなく、臭かったりトイレだったりする感じが素敵です。

海の底の潜水艦乗り夏木と冬原の恋は、性格が対照的な分その恋も対照的。
不器用な夏木の恋は思った通りというか、苦労してます。
冬原は要領のいい奴ですが、状況が大変な分、やっぱり一筋縄ではいかない恋ですね。
それでも二人ともいい恋をして、彼らなりのいい家庭をつくるのだろうと思いました。

個人的には、『国防レンアイ』の彼女の身も蓋もなさもかなりお気に入り。


テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

有川浩 | 08:23:53 | Trackback(1)
鳥籠荘の今日も眠たい住人たち2 壁井ユカコ

bk1


「結婚の約束はどうなったの? まだ有効なわけ?」
「まっさか。ユウちゃんはあれ以来絶対あの話しようとしないもん。青春の一
ページを俺のせいで汚されたとか言うんだよ。青い春なんて送ってないくせに
さ」
「浅井さんの思春期って灰色っぽそうだよね」
「有生の思春期なんて真っ黒だよ、真っ黒。皆子に会うまでは、」


女の子のヒロインへの恋心とか、誤解に基づく幼い少年同士の淡い恋とか、女
装した男とヒロインの一見女の子同士デートとかの、甘酸っぱい第二巻。
まず表紙が、とても可愛く、かつおいしそうです。
ダブルヒーロー(?)の二人の男の、幼少時代のお話が、可愛らしくて好きで
した。
お互いにお互いを女の子だと思い込んで、駆け落ちまでしちゃった幼い彼らが
、庇い合いながら自分たちの力で暮らそうとするところがとても健気で。
由起などもう、可愛い女の子そのものでした。
現在の由起と、ヒロインキズナのデートも可愛らしい。
若干あとにひくラストでしたので、三巻が楽しみです。

テーマ:ライトノベル - ジャンル:小説・文学

壁井ユカコ | 22:51:29 | Trackback(0)
鳥籠荘の今日も眠たい住人たち1 壁井ユカコ

bk1


普通の社会から隔離された一風変わった住人たちが住まう〈鳥籠〉──ホテル
・ウィリアムズチャイルドバードの、これが日常。普段と変わらない朝。


変人たちが集うホテル・ウィリアムズチャイルドバードでの日常を描いた短編
集。
ヌードモデルの少女、ひきこもりの画家、女装趣味の美形、猫の着ぐるみとゴ
スロリ服の小学生の親子。
彼らの日常は、奇妙でちょっと歪んでいるけれど、やっぱり普通で、ちょっと
心が温まったりせつなくなったりします。
私は第一話の「さよなら、泣き虫ポストマン」が一番好きです。
言葉がつたなく、中身が子供のままのような青年、ジョナサンのお話。
純粋で、けれど人が当たり前のようにできることができないジョナサン。彼が
ヒロインのキズナに一生懸命伝えた好意が、とても切ないです。

パンツを垣間見せるヒロインは数多くいれど、パンツを脱ぎ捨てるヒロインは
なかなかいないんじゃないかと。
ヒロインの全裸率高し。
爽快です。

テーマ:ライトノベル - ジャンル:小説・文学

壁井ユカコ | 22:51:45 | Trackback(0)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。