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さな

Author:さな
何もわからないままブログを作ってしまいました。
ここには読んだ本の中からお勧めのものを選んで、感想を書いていきますが、あくまでも感想と紹介で、書評と言えるほどのものではありません。
少しでも好みが似ている方の参考になったらうれしいです。
リンクはフリーで、トラックバックも歓迎します。
ただし、本と関係のないところからのトラックバックは削除させていただく可能性があります。
ご意見はこちらへどうぞ。
kimamawaga☆yahoo.co.jp
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哀しみキメラ3 来楽零

bk1


「きっと遠くないうちに、俺たちはまた飢えるよ。その時、君はどうする?」

うーん、やっぱり面白い。

前回のダメージから回復してきた水藤が、再び塾講師として働き始めた職場で、子供が行方不明になるという事件が起こります。
小学生たちの間で広まっていた『願いがあるならば、階段を上れ』というメッセージが関わっているらしいと知り、三人は動き始めます。
三人のキメラたちの思いや、子供たちそれぞれの胸が痛くなるような思いが丁寧につづられていて、一気に読んでしまいました。

いわゆる萌えキャラはいないけれど、ひそかに純への想いを抱く綾佳が格好いい。
出番は少ないけれど、戸塚さんもいいキャラですね。最初の登場からちょっとファンです。

次が最終巻になるそうですが、何か終わってしまうのが寂しい気がします。
新しいシリーズもいいけれど、もっと読みたいなと個人的には思っています。


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テーマ:読書 - ジャンル:小説・文学

来楽零 | 14:56:13 | Trackback(0)
ライオンハート 恩田陸

bk1


「ねえ、エリザベス。もし──もしきみの話が本当ならば、なぜきみと僕なん
だろう?」


出会っては、ほんの一瞬の後に別れなければならない恋人たち。
彼らは何度も転生しながら、一瞬の出会いの喜びを待ち続けます。

それぞれの章の口絵となっている絵画が、その章の内容、転生を続ける男と女
の「今回の人生」にからんでいておもしろい。
個人的には「イヴァンチッツェの思い出」が、転生とは関係ない人たちの心理
や人間関係をも書き込まれていて、好みでした。
転生し続ける、同じなのに違う男女が生み出す物語たちが組合わさって、一つ
のラブストーリーを形作っています。

テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

恩田陸 | 17:13:45 | Trackback(0)
暗いところで待ち合わせ 乙一

bk1


せめて私は、あなたのために泣こう。悲しんであげることで、傷つけられたあなたの魂が少しでも癒えるのなら、いくらでも涙を流そう。自分の嗚咽だけでは足りないかもしれないが、それでも私はあなたのために祈ろう。

殺人事件の犯人として追われるアキヒロが、視力をなくしたミチルの家に逃げ込み、奇妙な同棲生活始めるというあらすじを見たときは、どんなものかなと思いましたが、よかったです。
ミチルもアキヒロも人付き合いが苦手な方で、一人でいるのが苦にならない、というか、どちらかといえば一人の方が好きという人間です。
そういう二人が、一方は存在を相手に悟られないように暮らし、一方はその存在を知りながら知らない顔をして暮らす。
その不思議な感覚が、読んでいて実感できました。
ミチルとアキヒロだけでなく、殺人事件の本当の犯人の思いもわかって、切ない中にも暖かみのある物語でした。
この前に読んだ「ZOO」は、いろいろな雰囲気の話が載っていて、中にはどうにも悲惨でやりきれないものもあったけれど、これは誰にでもお勧めできる小説です。


テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

乙一 | 21:51:26 | Trackback(0)
重力ピエロ 伊坂幸太郎

bk1


「本当に深刻なことは、陽気に伝えるべきなんだよ」

起こるのは謎の落書きと、それに引き続く連続放火事件ですが、家族愛の物語でした。
主人公泉水の弟春は、母が未成年の男に襲われ、生まれた子です。
類い希な美貌と、家族の誰にもない絵の才能を持ち、不安定な青年春。
その春を愛し、見守る家族。
繊細な文章で描かれる日常やちょっとした会話などがとてもよかったです。

ただこの家族が、春を追いかけるストーカー女、通称夏子さんに寛容なのにちょっとびっくり。
これが男女逆だったら、なかなか怖いストーカーだと思うんですが。

最近読み始めた作家さんですが、文章も好きだし、何よりも温かい雰囲気がいいです。


テーマ:読書 - ジャンル:小説・文学

伊坂幸太郎 | 14:31:10 | Trackback(1)

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