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さな

Author:さな
何もわからないままブログを作ってしまいました。
ここには読んだ本の中からお勧めのものを選んで、感想を書いていきますが、あくまでも感想と紹介で、書評と言えるほどのものではありません。
少しでも好みが似ている方の参考になったらうれしいです。
リンクはフリーで、トラックバックも歓迎します。
ただし、本と関係のないところからのトラックバックは削除させていただく可能性があります。
ご意見はこちらへどうぞ。
kimamawaga☆yahoo.co.jp
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ドミノ 恩田陸

bk1

 一億の契約書を待つ生保会社のオフィス。下剤を盛られた子役の麻里花。推理力を競い合う大学生。別れを画策する青年実業家。昼下がりの東京駅、見知らぬ者同士がすれ違うその一瞬、運命のドミノが倒れてゆく!
Oh,My God!! 怪しい奴らがもつれあって、東京駅は大パニック!
(アマゾンの内容紹介から)

単行本になったのが2001年、文庫になったのが2004年ということです。
登場人物は上記の他にも、「試作品」を試そうとする爆弾造りの過激派たち、待ち合わせ場所に行き着けない老人、彼の句会仲間の警察OBたち、来日中の映画監督とそのペットなど、様々です。
末尾の解説の中に、「小説の人口密度が異常に過密」と書かれてますが、実際文庫一冊の中に27人と1匹というのは、確かに非常に過密ですね。これだけ視点があちこちめまぐるしく切り替わる小説って、あまりないかも。
その中の何人かが持っている和菓子屋「どらや」の紙袋を巡って、事態は混乱していきます。
こんなにたくさんの登場人物なのに、読み終わった後にちゃんとそれぞれが頭に残ってるっていうのが、自分的にすごい。
一気に読みました。
面白かったです。

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テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

恩田陸 | 11:59:17 | Trackback(0)
光の帝国 恩田陸

bk1

「僕、今枝先生好きだったよ。好きでもさよならしなくちゃいけないんだね」
 記実子は光紀の顔を見た。
「そうね。これからもそういうことがいっぱいあると思うよ」
「お姉ちゃんはさみしくないの?」
「さみしいけど、好きな人があちこちにいっぱいいると思えば楽しいじゃないの」



不思議な能力を持つ「常野」の人々。彼らは普通の社会の中に混ざり、自分の能力をひっそりと活かしながら必死に生きている。
様々な能力を持つ人たちが一生懸命生きているせつない日常を描いた短編連作です。
それぞれの物語の主人公は違いますが、物語同士はリンクしていて、その根っこは戦時中の物語である「光の帝国」につながっています。
超常的な力を持つ人たちの話だけれど、決して派手な物語ではなく、ただ人と違う力を持っているための悲しさや苦労や、ささやかな喜びなどを描いています。
私は、膨大な書物を暗記する力を持つ一家の物語である「大きな引き出し」と、人を〝裏返す〟力を持ち、同時に〝裏返される〟危険にさらされ続けている母子の物語である「オセロ・ゲーム」が好きでした。
どちらも、自分の境遇をつらく思っていたり疑問を感じていたりしながらも、自分が進むべき道を見据える物語であり、少年少女の成長物語でもありました。


テーマ:読書メモ - ジャンル:本・雑誌

恩田陸 | 00:37:51 | Trackback(0)
ライオンハート 恩田陸

bk1


「ねえ、エリザベス。もし──もしきみの話が本当ならば、なぜきみと僕なん
だろう?」


出会っては、ほんの一瞬の後に別れなければならない恋人たち。
彼らは何度も転生しながら、一瞬の出会いの喜びを待ち続けます。

それぞれの章の口絵となっている絵画が、その章の内容、転生を続ける男と女
の「今回の人生」にからんでいておもしろい。
個人的には「イヴァンチッツェの思い出」が、転生とは関係ない人たちの心理
や人間関係をも書き込まれていて、好みでした。
転生し続ける、同じなのに違う男女が生み出す物語たちが組合わさって、一つ
のラブストーリーを形作っています。

テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

恩田陸 | 17:13:45 | Trackback(0)

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