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さな

Author:さな
何もわからないままブログを作ってしまいました。
ここには読んだ本の中からお勧めのものを選んで、感想を書いていきますが、あくまでも感想と紹介で、書評と言えるほどのものではありません。
少しでも好みが似ている方の参考になったらうれしいです。
リンクはフリーで、トラックバックも歓迎します。
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ミミズクと夜の王 紅玉いづき

bk1

「……ワタシは人ではないが」
 どこか考え込んだ口調で、クロが言った。
「やはりおぬしは変だぞ、ミミズク」


第13回電撃小説大賞で、大賞を受賞した小説です。
魔物に食べてもらうために森を訪れた少女ミミズクと、森に住む美しい夜の王の物語。
額に焼き印を押され、手枷足枷をつけた不思議な少女ミミズクの願いは、ただ「食べてもらう」こと。
なぜ「死にたい」のではなく、「食べてもらいたい」なのか、その理由はかなり悲惨なものだけど、彼女の過去の悲惨さは、妙に楽しげで明るいミミズクの態度によって、不思議な感触になっています。
森を舞台にしたミミズクと夜の王の物語と平行して、魔物を退治しようとする王と騎士と体の不自由な幼い王子の物語も語られ、その二つが交わるとき、悲劇は起こります。
ミミズクを「救いに」来た者たちを受け入れた夜の王の心は切なかったです。

ずっと「食べてもらいたい」という願いを持っていたミミズクですが、最後にそれを撤回した安らかなラストに、満足しました。



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テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

紅玉いづき | 14:09:46 | Trackback(0)

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