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さな

Author:さな
何もわからないままブログを作ってしまいました。
ここには読んだ本の中からお勧めのものを選んで、感想を書いていきますが、あくまでも感想と紹介で、書評と言えるほどのものではありません。
少しでも好みが似ている方の参考になったらうれしいです。
リンクはフリーで、トラックバックも歓迎します。
ただし、本と関係のないところからのトラックバックは削除させていただく可能性があります。
ご意見はこちらへどうぞ。
kimamawaga☆yahoo.co.jp
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カラフル 森絵都

bk1

「しっかり目を開け。ちゃんと見ろ。ヒントはいたるところにある」

死んで空へ上っていく魂が、いきなり「おめでとうございます、抽選に当たりました」という天使の一言で、再び地上に戻され、小林真という少年の体に入り、見知らぬ家族の中でホームステイを始める。
自分は前世で大きな過ちを犯していて、このままでは二度と生まれ変わることができないが、このホームステイで前世の罪を自覚したとき、魂は無事昇天し、輪廻のサイクルに復帰できるのだという。

主人公は自分が何者かわからないまま、天使ブラブラのガイドを受けながら、小林真として暮らし始めます。
小林真の生涯を記したガイドブックによって、初めは優しい人に見えた両親や兄が別の顔持つことを知り、初恋の下級生の裏の生活を知りますが、自分の目でもう一度見直して、再び彼らの印象は変わっていきます。
友達になれた同級生、ガイドブックにも載ってないけれど、まとわりついてくる不思議な同級生の少女。
小林真の周囲の人間と、主人公の関わりが丁寧に描かれています。
予想したとおりのラストだったけど、満足して読み終わりました。


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テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

森絵都 | 14:51:37 | Trackback(0)
つきのふね 森絵都

bk1

 いいと言ってるんだから、しちゃえばいいもの。どこまでまじめないい人なんだろう。こんなんだから一艘の宇宙船に全人類を乗せようなんて考えて苦しむのだ。悪人をすてなきゃ船は動かない。

1998年の小説。
万引きで捕まったさくらを助けてくれた智さんは、さくらを助けた理由を「SOSがきこえた」と言い、彼は滅亡が迫った人類を救う宇宙船の設計に熱中しています。
さくらは人間に疲れて植物にあこがれているし、一緒に万引きしていた親友梨利は、さくらが裏切ってから距離をおいているし、梨利のことが好きでずっと追い回している勝田くんは、さくらと梨利の仲を心配して空回っていて、みんなが何か苦しんでいる物語でした。
進路調査で「不明」と書いたさくら、「2000年なんかこない」と書いた梨利、「中園梨利と同じ高校に行きます」と書いた勝田くん。
それだけでも彼らの位置が大体わかります。
最初はスーパーで働いていた智さんの状態がだんだん常軌を逸していき、近所で起こっている放火事件の犯人が智さんじゃないのかと心配するさくらたち。
クライマックスはドキドキしました。

希望のあるラストでよかったです。


テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

森絵都 | 00:07:35 | Trackback(1)
DIVE!!(ダイブ)下 森絵都

bk1

一瞬先のことなんてだれにもわからない。
わずか1.4秒後のことですら。
だからこそわくわくするし、駆け足でそれをたしかめに行きたくなる。


三部「SSスペシャル’99」は富士谷コーチの息子要一の物語。
四部「コンクリート・ドラゴン」は、オリンピック代表選考会を舞台に、たくさんの人たちの思いが交錯する物語。

すごく面白かったです。
みんなに可愛がられる知季に比べ、不器用で強情な要一ですが、読んでいるともう、そこが愛しいというか、おかしいというか、とにかく好きです、この子。
あ、知季も好きですけどね。
いや、その二人に限らない、飛沫も、コーチたちも、他の選手たちも、みんな生き生きと輝いています。
文章もいいし、本当に面白かった。
お勧めの大当たり本です。


テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

森絵都 | 22:39:30 | Trackback(0)
DIVE!!(ダイブ)上 森絵都

bk1


「見つけた……」
 女は背後の岩場から少年の飛翔に目をこらしていた。
 女の目には少年が鳥に見えた。


高さ10メートルのジャンプ台からプールめがけて飛び込む高飛び込み。
たった1・4秒という演技時間を、ひねったり回転したりしながら時速60キロというスピードで自由落下するという、考えてみれば恐ろしいこの競技に打ち込む少年たちと、つぶれかけた弱小ダイビングクラブを救うためにやってきた女コーチ夏陽子の物語です。

一部「前宙返り三回半抱え型」は、クラブの中ではあまり目立たない少年坂井知季の物語。
二部「スワンダイブ」は、祖父に習ってずっと海で飛び込んでいた沖津飛沫の物語。
一見普通の子という感じの知季も、海で育った野生児飛沫も、他の多くの選手たちも、高飛び込み選手を育てることに懸命な夏陽子も、高飛び込みという競技そのものも、とても魅力的に描かれています。
あさのあつこの「バッテリー」もいいけれど、高飛び込みというマイナーな競技を選んで描かれたこの本も、とてもよかったです。
お勧め。


テーマ:オススメ本 - ジャンル:小説・文学

森絵都 | 10:20:13 | Trackback(0)

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